アフガニスタン出身のAbdul Baess Keyhaniさんが次に紹介される参加者です。彼が今テーブル6に属して「海洋プラスチック問題」というトピックについて議論に参加しています。
"私のテーブルトピックである海洋プラスチック汚染は世界中で注目されている課題ですが、どうやって海を守るのかといった課題に対し、私たちは積極的に議論し、取り組むことができると信じています。どこからプラスチックは海に流れ込むのか。どうやってこの大きな課題に取り組むのか。プラスチックとはどんなもので私たちはどう使っているのか。"
Q1. ISCに参加しようと思った理由・意気込みを教えてください。
海外に行ったりだとか、こうした会議に参加することはすごくワクワクしますし、もっと頑張ろうという気持ちになれます。こうした会議に参加することで私の考えや興味を改められるだけでなく、才能ある人達から学ぶ中で自分もやってみたいと思う考えを発見することができます。旧友と再会すること、新たな友人と打ち解けることは素晴らしいことですし、こうしたことがとても楽しみです。
私は以下のことをこの会議で楽しみにしています。
1.新しい考えや技術を得ること
2.自分と同じ興味を持つ人と会って繋がりをつくることで自分のやる気を高めたい。似たような考え方の人と会って自分を発奮させるだけでなく、いい関係を築いて新しい挑戦のきっかけを作りたい。
3.会議を通してもう一度様々なことへの関心を取り戻したい。
4.新しい友人と旧友との繋がりをつくる。
5.会議を通して私たちの家族のことを話したり、仕事のことを話すことよって私のやる気を高めたい。
6.会議に参加することで自分のやるきを高めたい
7.同じような考え方の人といれば刺激的で新しい気分になれます。“落ち着いて考える”ことができるのはこの会議の期間中だからこそできることで、普段の生活においては難しいのでこの会期中は落ち着いて自分と向き合いたいと思います。
Q2. あなたのテーブルトピックについてどのような意見を持っていますか?
私のテーブルトピックである海洋プラスチック汚染は世界中で注目されている課題ですが、どうやって海を守るのかといった課題に対し、私たちは積極的に議論し、取り組むことができると信じています。どこからプラスチックは海に流れ込むのか。どうやってこの大きな課題に取り組むのか。プラスチックとはどんなもので私たちはどう使っているのか。こうした疑問はプラスチックが材料として驚くほど進化した過去50年の歴史を振り返れば考えることができます。プラスチック産業におけるイノベーションはいつも斬新で、低コストで連続的な衝撃にも耐えうる丈夫な人口樹脂を作ることにも成功しました。世界規模で考えると、2014年に生産されたプラスチックは3億1100万トンで、前年と比較して3%増加しました。主なプラスチックの使用方法としては、建築資材やプラスチック部品、電子部品、農業や医療用の器具に使用されています。次はプラスチックの原料についての話です。現在考慮できる推定に基づくと、プラスチック汚染の80%は陸の資源が原因となっています。しかし、こうした見積もりは海洋汚染に対しての規制の導入前だったため、数値の正確性においてはできるだけ早く再調査をすることが求められます。一方でどういった種類のプラスチックがどれだけの量、海に流入しているかは情報が不足しているため分かりません。流入源としては、不法投棄や不十分なごみの管理不足、生産活動、自然災害、漁業、輸出入、沿岸部の石油・ガスプラント、深海調査などが挙げられます。
この会議ではテーブルメンバーとの議論を通してこの課題の解決策を見つけたいと思います。
Q3.テーブルでの様子を教えて下さい。
日本人は優しいということを聞いていますし、この会期中に日本人の友人たちと日本の素晴らしい食や衣服などの文化を通して、この会議をより興味深いものにしていきたいです。
Q4. ISC65に向かってどんな想いを持っていますか?
私はこれまでに中国で行われた模擬国連やインドで行われた環境問題の大会など、ISCのような活動に多く参加し人生とは挑戦であるということを学びました。挑戦が好きな私にとってISC65も挑戦であり、積極的に参加するいい機会になると思います。私は多様な考えを持つ各国の若いリーダーたちから多くのことを学べると信じていますし、いまこそ全力を尽くす時だと思います。
Q5. 出身はどこですか?あなたの故郷の魅力を教えて下さい。
出身国:アフガニスタン
実家:バードキース
総面積:20591㎡
人口:49万9393人
バードキースはアフガニスタンの34個の州の内の1つでトルクメニスタンと隣接する北西部に位置しています。首都はカライノウというところで、一方最も人口の多い地域はカーディスてす。中世に滅びてしまったMarw al-Rudhという都市と、ガノレジスターンという中世の首都地域は現代都市のBala Murghabの近くの州に位置します。
地理
バードキース州はアフガニスタンの北西部の離れた土地に位置し、Herat、Ghor、Faryab、そしてトルクメニスタンと国境で接しています。この州の大きさは20,591㎢で、水分学的見解からすると、灌漑に利用されたMurghabに覆われていたという歴史があります。
この州は風が強く、Badghisという名前はペルシャ文字が変化し生まれたもので、bad-khizという言葉は風の源という意味で、北部から草原に吹く風が州に吹き込むということにも基づいています。北部のサラクス砂漠という名で知られる砂漠は北部の端の部分が拡張していて、Badghisの北部はトルコとアフガニスタンの境界線を通る際に作られる“chul”という名で知られる黄土や風によって形成されました。トルクメニスタンで境界線を越えると、純砂漠のBadkhyz-Karabliの中にBadkhyz自然保護区を見ることができます。
歴史
アラブの征服に対し、西暦709年のUmayyad侵略に抵抗したTarkham Triekを王とするBadghis王国の中心に私の出身の州があります。1964年にその州はHeat州とMeymaneh州によって領地が縮小させられました。
人口統計
MRRDとCSO of Afghanistanはその州の人口を499,393人であると推定しています。ウズベキスタン人とトルコ人が総人口の68%を占めており、そこに19%のパシュトゥン族、残りの8%をウズベクスタン人、残りをその他の少数民族が占めています。
観光地は以下に挙げられるところが有名です。
1- Natural pistachio forest
2- Band sabzak
3- Qala Nariman
4- Ab poda Jawand
5- Qadir abad
6- Firozko mountains
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